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ストーカは、可動段と固定段が一段ごとに設けられていて、各々が別個のフレームに取り付けられて階段状をしています。
可動段のフレームは、水平方向に移動します。
移動を繰り返す可動段は、ストーカ外部からの油圧シリンダーによって、前進、後退を行います。
ストーカのクリップ(火床面)は、垂直面のみから空気が吹き出す構造です。
目詰まりや落下灰もほとんど無く、廃プラスチックのように流動するものや乾燥汚泥のように粉末状のものまで焼却可能です。
ストーカは可動段のみが前進、後退を繰り返し、ストーカ上の廃棄物は、次のように移動します。
- 可動段が前進するときに、固定段上の廃棄物を前面で押しやり、廃棄物を落下させます。落下した廃棄物は次の可動段の上に乗ります。
- 可動段が後退するときに、可動段上の廃棄物が落下し、次の固定段の上に乗ります。
- 前進、後退を繰り返すと順次にずり落ちながら、適度に撹拌され、燃焼状態を良好に保つことができます。